ブログ副管理人の社畜サポーターです!
2023-2024年末年始のエジプト旅行では,カタール航空を利用しました!エミレーツ航空やエティハド航空と並ぶ中東系エアラインですが、この中では唯一の航空アライアンス加盟会社でもあり、JALのエリートステイタスを持っている方は様々な恩恵を受けることができます!
本記事では、カタール航空のエコノミークラスや、JGC以上のステイタス会員が受けられる事前座席指定・ラウンジサービスについて解説します!
Contents
カタール航空について
カタール航空は、中東の産油国カタールの首都、ドーハのハマド国際空港を本拠地とするエアラインです。
UAEのドバイをハブとするエミレーツ航空やアブダビをハブとするエティハド航空と同様、中東という地理的な強みを活かした乗り継ぎ客をメインのターゲットとしており、潤沢なオイルマネーを背景とした新しい機材に、豪華な機内仕様・空港設備が特徴となっています。
世界一のビジネスクラスとも言われるカタール航空の最新ビジネスクラスQSuiteは、世界の個室ビジネスクラスの先駆けとも言える存在ですね!
カタール航空公式HPより引用
中東御三家とも言われるこの3社の中で、唯一カタール航空のみが、航空アライアンスの一つであるワンワールドに加盟しています。ワンワールドにはJALも加盟しているため、JALの上級会員資格であるJALグローバルクラブ会員であれば、カタール航空でもワンワールドサファイアのサービスを受けることが可能です。
東京(羽田)⇄ドーハ QR813便・812便
JGC会員の事前座席指定について
カタール航空は、東京線に最新機材であるA350-900もしくはA350-1000を投入しています。
エコノミークラスについては、他のエアラインと同様に、機材後方の座席のみ無料指定可能、キャビン前方および足元の広い座席は課金となり、バルクヘッド席および非常口座席については、東京⇄ドーハ線では一人片道1万円以上の追加料金が必要です
カタール航空公式HPより引用
JGC会員では、上のA350-1000のシートマップで示したバルクヘッド席および非常口座席が無料で指定できます!東京→ドーハ間は12時間を超えるので、足元が広い座席を指定できるのは大きいと思います。
特に、ビジネスクラスのすぐ後方にあるエコノミークラスのバルクヘッド席である16A・16Bもしくは16H・16K席は、3-3-3の座席配置の中で窓側から2席というシート配置となっており、夫婦やカップルでの利用にとてもオススメです!
日本出発便ではサクララウンジが利用可能
日本の出発空港では、JGC会員はJALのサクララウンジを使用することができます!成田空港から出発するQR807便でも、同じような対応となるでしょう。
往路:QR813便
往路のQR813便では、ビジネスクラスのすぐ後ろ、エコノミークラスのバルクヘッド席である16H・16K席を指定しました。
座席の様子です。窓2つ分を占有しており、贅沢なスペースです。10時間を超えるフライトではエコノミークラスはなかなかしんどく感じる部分もありますが、この広さであれば、十分快適に過ごすことができました!
座席にはブランケット、枕、アメニティセットが置いてありました。エコノミークラスなのにアメニティセットで歯ブラシやアイマスクまで貰えるのは、他にはやはり中東のお金持ち航空会社であるエミレーツ航空くらいでしょう。
美味しい機内食
東京→ドーハ線では、出発後と到着前の2回、機内食がサーブされます。
夕食にあたる1回目の機内食は、2人で胡麻しゃぶ風牛肉とビリヤニを選択しました。
日本で積み込まれた機内食なので基本的にマズいものはほぼ出ないと思いますが(笑)、柔らかく煮込まれた牛肉や本格的な味わいのビリヤニはいずれも美味しく、レベルが高いと感じました!
復路:QR812便
復路も、往路と同じ16H・16Kを指定しました。
ドーハ→東京は偏西風の関係でフライト時間は9時間半程度と大幅に短くなりますが、機内食は往路と変わらず2回サーブされます。
ドーハ・ハマド国際空港のラウンジについて
エコノミークラスの利用者でも、JGC会員(=ワンワールドサファイア)以上のステイタスを持っている場合は、ハマド国際空港のトランジットでラウンジを利用できます。
JGC会員が利用可能なラウンジは、
- Platinum and Gold Lounge-South
- Platinum and Gold Lounge-North
の2箇所となります。場所ですが、Southはドーハ空港名物・大きなクマのモニュメントからコンコースA方向に進んだところにあります。
Northについては、クマのモニュメントからコンコースCを進んで突き当たり付近にあります。歩いても行けますし、コンコースD・E出発便利用者用のトラムを利用しても良いでしょう。
ハマド国際空港到着時に次のフライトの出発ゲートがわかっている場合は、そのゲートに近いラウンジを利用すれば良いでしょう。
私たちは、復路でカイロから深夜1時過ぎに到着した後、早朝6時過ぎのQR812便のフライトまでSouthラウンジで過ごしました。
いずれのラウンジでもシャワー室が利用可能です。シャワーブースの前に清掃を担当しているスタッフの方がいるので、声をかけて清掃が完了した部屋に案内していただけます。タオル・アメニティ・ドライヤーが完備され、快適に使用することができました。
ビジネスクラス搭乗客でなくとも利用できるラウンジなので、ビジネスクラス搭乗客向けラウンジとして評価の高いアル・ムルジャンラウンジと比較するとサービスは簡素なようですが、それでもシャンパンをいただけるなど、一般的なエアラインのビジネスクラスラウンジと比較すると、十分すぎるサービスレベルといえます。
まとめ
本記事では、カタール航空のエコノミークラスや、JALのエリートステイタス会員が受けられるサービスについて解説しました!
エコノミークラスでも日系に引けを取らない(あるいはそれ以上)のサービスレベルに加え、頑張って修行して取得したJGC会員のメリットをフルに受けられるので、欧州やアフリカ、あるいは南米方面へのフライトを検討する際には、まず優先的に検討したいエアラインと言えるかと思います!
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