エクアドル・キトで「安心して泊まれる高級ホテル」を探している人に全力でおすすめしたいのが、JWマリオット・キト(JW Marriott Quito)。
今回は、2025年9月に「デラックスキングルーム」に宿泊しました。
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口コミが良いことは知っていたのですが、実際に泊まってみると想像以上に満足度が高く、“記念日にもぴったりのラグジュアリーホテル” だと感じました。
この記事では、部屋・朝食・チェックイン・レストランなど、実際に泊まってわかった魅力を詳しくレビューします。
ラテンアメリカに住んで1年以上経ち、多くのマリオット系列ホテルに訪問していますが、エクアドルのJWマリオットはその中でもかなり良かったです!
ぜひ最後までご覧ください!
Contents
JWマリオット・キトを選んだ理由
今回このホテルを選んだ理由は以下のとおりです
- 口コミ評価が高い
- 同クラスのホテルの中ではコスパが良い(5万円以下で宿泊)
- 記念日祝いも兼ねて良いホテルに泊まりたかった
- JWマリオットというブランドの安心感
実際に滞在してみると、良い意味で期待を裏切る満足度でした。
アクセスと周辺環境
市内中心部にあり、観光スポットやレストランへのアクセスも良好。
Uber利用が一般的で、治安も比較的安心できるエリアでした。
ですが、在住日本人の方も日没以降はタクシーを利用することが多いそう。タクシーも近距離なら200〜300円ほどとお手頃価格なので、利用が安心です。
チェックイン|天井がガラス張りの開放的なロビーに感動
スタッフの対応
到着は18時頃。待ち時間はゼロで、とてもスムーズにチェックインできました。
スタッフはとてもフレンドリー
笑顔での対応が印象的
基本は英語で話しかけてくれる
途中でこちらがスペイン語も話せるとわかると「¡Hablas español!」(スペイン語話すんだね!)と嬉しそうな反応

ロビーの雰囲気

天井がガラス張りで開放感抜群
生花やアートが飾られたラグジュアリー空間
洗練されている
高級感があり、記念日や特別な旅行にもふさわしい雰囲気でした。
デラックスキングルーム|広い・清潔・寝心地最高
部屋の広さ・清潔さ
デラックスキングは38平米と十分な広さ。
高級感があり、清潔でとても綺麗です。

ベッドの寝心地
寝心地は最高で、ふわふわのマットレスが気持ち良いです。
1泊だけではもったいないくらいリラックスできました。

ソファの他に作業ができる机と椅子もあります。

ターンダウンのサービスもありました。お水とコップを用意してくださっているほか、バラが添えられていました。
こういったきめ細やかな気遣いはラグジュアリーホテルならではですよね。

ベッドの向かいにはテレビもあります。マリオットのホテル情報を見るのが密かな楽しみです。中南米のホテルの特集をしていました。

高級感のあるバスルーム
大理石と木目調の素材が使われている、上質で高級感のあるバスルームです。

嬉しいことに、アメニティはロクシタンでした。

南米のホテルはアメニティがシャンプーと石鹸だけということも少なくないですが、さすがJWマリオットということで、一通り揃っています。マウスウォッシュやアルコール除菌シートまであったのには驚きです。

バスタブもゆったりとしており、くつろげました。キトは赤道直下とはいえ、2850mと高地にあるのでで年間を通して最高気温20度、最低気温10度と暑くないようです。バスタブの存在はありがたいです。

シャワールームは独立しています。

お手洗いも綺麗です。うっかりトイレットペーパーを流してしまいそうになります(笑)

クローゼット
クローゼットにはバスローブ、アイロン台、セキュリティボックスなどがありました。
収納スペースが十分にあり、大荷物でも快適です。
コーヒーメーカー、ミニバー
ポット兼コーヒーメーカーがあり、無料でいただけるコーヒーや紅茶もあります。

エクアドル産の紅茶でした。コーヒーはTerra Santaで、ブラジルのブランドのようです。

冷蔵庫は空で、自由に利用できます。

窓からの景色
眺望は特別良いわけではありませんでしたが、室内のクオリティの高さで全く気になりません。

気に入った点
清潔で高級感のある部屋
ベッドの寝心地が抜群
収納スペースや照明も使いやすい
水回りも綺麗で快適
気になった点
特に気になる点はありませんでした。
朝食ビュッフェが大当たり!種類が豊富で本当に美味しい
今回の滞在で1番感動したのが朝食。朝から美味しい朝食をいただけます!
ビュッフェの種類
南米のマリオット系列ホテルの朝食はアジアと比べてがっかりすることが多いですが、JWマリオットキトは品数が多く、飽きずに楽しめました!
- フルーツ
- パン
- 温かい料理
- チーズ・ハム
- ジュース
- シリアル
- ローカル料理 など
種類豊富な南米のフルーツ:スイカ、ブドウ、パパイヤ、パイナップル、スイカ、パッションフルーツ、なんと、サボテンの実もありました!

しかもサボテンの実は皮が剥いてあって親切!(写真右上奥)スイカと柿の中間のようなお味でとても美味しいのでぜひ試されてください。小さくて硬い種は食べずに出しても、そのまま飲み込んで大丈夫です。現地の人は飲み込む人が多いです。
パンケーキ、フレンチトーストも充実!トッピングのフルーツソースやナッツも美味しそうです。

オートミールのお粥やシリアル、乳製品。

チキンスープやローカルフードのバナナのコロッケなど。

定番のベーコンやオムレツもあります。

おしゃれなサンドイッチ。ジューススタンドも充実しています。

定番フルーツやトルティーヤロールなど。

ハムやチーズも種類豊富で美しくデコレーションされています。

お気に入りは「自家製オムレツ」
中でもomelet de la casa(自家製オムレツ)はおすすめです!

オムレツに添えるソースも南米の唐辛子を使った複数の種類があり、選ぶのが楽しいです。

エビのオムレツ(アボカド添え)をオーダーしましたが、最高に美味しかったです。
エクアドルはエビが名産ということもあり、素材の美味しさがしっかり感じられました。

ローカル料理も嬉しい
Bolón de verde(エクアドルの伝統料理のグリーンバナナのコロッケ)
オレンジ色の aji ソース+パクチー
など、エクアドルらしい味を楽しめました。
サービス
ホットドリンクは席まで持ってきてくれる
コーヒーやティーはおかわりも積極的に声をかけてくれる
丁寧で温かい接客でした。
混雑具合
朝7時に利用したところ、すでにそこそこ混雑。
エクアドルは他の南米より朝型の文化が強いようです(小学校も7時開始とか!)。
プール・ジム
プールやジムは利用はしませんでしたが、プールサイドを散歩しました。

かなり豪華でリゾート感が強いプールエリアで、時間があれば利用したかったです。

おしゃれブティックも。広い館内!
館内は広く、ホテルによくあるおしゃれなブティックもありました。日本でいうと、帝国ホテルのブティックのような高級感漂う雰囲気です。

レジデンシャルタワーもあるようです。ホテルと繋がっており、プールやジムなどの施設も利用できるようです。機会があったら、住んでみたいです。

館内には池もあり、鯉がいました。散策し甲斐がある館内なので、お時間ある方はぜひお散歩されてみてください!

ホテル内レストラン|記念日ディナーにぴったり

ホテル内のレストラン「Raíces」も評価が高く、実際に利用してみると「さすがJW…!」という味と雰囲気。
Raíces(スペイン語でルーツや根という意味)という名前の通り、エクアドルのルーツというか文化を感じられるような、伝統的かつラグジュアリーな雰囲気のレストランです。
記念日にもふさわしい落ち着いた空間
料理のクオリティが高い
盛り付けも美しい
スタッフも丁寧で親切

素敵なプレートとレストランのロゴ入りのナプキン、テンションが上がります!

お料理に添える唐辛子ソースを作ってくださるところからスタート!
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このソースがとても美味しい!アクセントになりました。

美しいミニタコスのような前菜。

ペアリング付きのコースだったので、一皿ずつワインを用意していただきました。南米とスペインのワインを中心にいただきました。
スタートはチリのワイナリーのピノノワール!赤ワインがスタートなのも珍しいですね!

ワインの印象は可憐で優しく、ピノノワールの繊細さがありました。冷やしていただいたので、軽やかな印象!タコのグリルとよく合います。
エクアドルでもタコを食べる文化があることに驚きました!

Vicente Gandía(ヴィセンテ・ガンディア) というスペイン・バレンシア州にある大手ワイナリーの赤ワイン。品種の記載はありませんが、カベルネ・ソーヴィニヨンやテンプラニーリョ主体と思われる、力強いワインです。

赤身と脂身のバランスが良いイチボの肉との相性抜群。ヤシの新芽のパルミットが添えてあるところが南米を感じます!筍に少し似ていて美味しいです。

同じくVicente Gandía(ヴィセンテ・ガンディア)のロゼワイン。品種はBobal(ボバル)というバレンシア州内陸のウティエル=レケナ地区原産です。
果皮が厚く、タンニンと色素が豊富。赤ワインにも使われますが、ロゼにするときれいな色とフレッシュさが楽しめます。淡いサーモンピンクの色合い。
果実味は軽やかで、フレッシュ&エレガント!白桃のやりんごのようなフレッシュな香りです。

赤ワインほど重くなく、白ワインほど軽くなく、絶妙な重さがチキン料理と良きマリアージュ。Cariuchoというエクアドル料理で、クミンなどのスパイスの香りが食欲をそそります。

続いて同じくVicente Gandía(ヴィセンテ・ガンディア)の白ワイン!
黒ぶどうから造った白ワインで黒ぶどうを皮の色素をほとんど抽出せずに仕込むことで、白ワインのように透明~淡い色に仕上げてあります。ボディ感のある白ワインでした。

一緒に合わせるお料理はアマゾンのピラルクのグリル!バナナの皮に包み、目の前で仕上げていただきます。
ハーブが香るソースとの相性も良く、大変美味しくいただきました。
アマゾン地域の川魚ですが、肉厚で弾力があり、とても美味しいです。

最後はエクアドルのデザートワイン!いちごなどの赤い果実の香りがします。

エクアドルの先住民文化ではとうもろこしは 豊穣や生命の象徴 とされ、先住民の祭りや儀式でも重要だそう。工芸品のモチーフになることもあるのだとか。
とうもろこしを模ったムースのデザートは見た目も美しく、味も大変美味しかったです。エクアドル名産のカカオも添えてありました。

良かった点まとめ
- 朝食がとても美味しい
- 部屋が綺麗で快適
- コスパが高い(マリオット最高カテゴリーなのに5万円以下で宿泊)
- スタッフの対応が丁寧ホテル内レストランRaícesも最高!
- 記念日にもぴったりの雰囲気
気になった点
特になく、全体的に満足度が高く、安心して過ごせました。
強いていうなら、眺望は指定しないと期待できません。
高層階のお部屋なら、キトの街や山を望むことができそうです!
引用:公式ホームページまた泊まりたい?→迷いなくYES!
JWマリオット・キトは、
「キトで安心して泊まりたい」「特別な日に使いたい」
という人に間違いなくおすすめできるホテルです。
南米旅行は日本からの旅行だと移動時間だけで疲れが溜まり、また治安がそこまで良くないため気を張るため、どうしても疲れが溜まりがちです。そんな疲れを吹き飛ばしてくれる、安心感のある素敵なホテルだと感じました。
ぜひキトに滞在される際は利用されてみてください。
マリオット系列のホテルに泊まることが多いならMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードがおすすめ
マリオット系列のホテルは様々なカテゴリーがあり、どのホテルも安定して快適に過ごすことができるので、よく選択しています。
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