2022年秋にマリーナベイサンズに滞在しました。
奇抜なデザインや誰もが憧れるインフィニティプール、シンガポールに行ったことのない方でも知っている超有名ホテルですが、コロナが明けてやっと宿泊することができました。
Contents
マリーナベイサンズとは
シンガポールのマリーナ・ベイに面したホテルやショッピングモールや美術館、カジノ、空中庭園など併設した統合型リゾートです。
今日の記事でご紹介するのは、マリーナベイサンズ内にあるマリーナベイサンズホテルです。
ラスベガスのカジノリゾート、ラスベガス・サンズによって80億シンガポールドルで開発されたそう。想像できないくらいのお金がかけられています。
特徴的なデザインから、マーライオンと並んでシンガポールのシンボルになっています。
宿泊費は一番お安いお部屋で6万円〜とお高いですが、世界中から旅行客が訪れ、人気のお部屋は数ヶ月前から埋まってしまうほどの人気のホテルです。
アクセス
空港からは主にMRTとタクシーでアクセスできます。
【タクシーの場合】空港から約30分
空港から約30分でホテルのエントランスに到着します。
MRTでは1時間ほどかかることを思うと圧倒的に早くて楽です。
お値段は混雑状況にもよりますが30シンガポールドル(約3000円)弱でした。
「荷物が多い」「人数が多い」「時間を有効的に使いたい」という方にはタクシーがおすすめです。
タワー1とタワー3に車寄せがあるので、タクシーの場合は降車場所をどちらか指定することになります。
タワー1とタワー3は繋がっているのでどちらでも大丈夫ですが、迷った場合はメインのチェックインカウンターがあるタワー1にすると良いと思います。
【MRTの場合】空港から約45分 ※歩く時間を含めると約1時間
MRTを使う場合はベイフロント駅(CE1/DT16)で下車します。
空港からベイフロント駅まで2.2シンガポールドル(約220円)と圧倒的安さ!ですが、乗り換えがあるので荷物が多い場合は少し大変です。
「時間に余裕がある」「節約したい」「荷物がそんなに多くない」という方におすすめです。
また、空港からMRT待ちの時間があり、15分に1本ほどとそんなに多くないので、MRTが出た直後だと少し待ちます。
ベイフロント駅からアクセスすると、タワー1の入り口から入ることになります。
マリーナベイサンズホテルへは出口CまたはDが便利です。
マリーナベイサンズ内は広いため、ホテル以外の施設を利用したい場合は出口が異なることもあるのでお気をつけください。
- 出口A:
ベイフロントアベニュー方面 - 出口B
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ - 出口C & D:
ザ・ショップス アット マリーナベイ・サンズ方面(徒歩1分)
サンズ エキスポサンズ エキスポ & コンベンションセンター(徒歩3分)
マリーナベイ・サンズホテル(徒歩5分)
サンズ・スカイパーク(徒歩10分)
アートサイエンス・ミュージアム(徒歩10分)
サンズ・シアター(徒歩10分) - 出口E:
サンズ エキスポ & コンベンションセンター
マリーナベイサンズはホテルは下の地図の茶色の部分です。
3つのタワーからできており、チェックインカウンターはタワー1とタワー3にあります。ベイフロントMRT駅からアクセスすると、タワー1が一番近いです。
チェックイン
タワー1の入り口から入ると大きなクリスマスツリーが!素敵です。
タワー1のエントランスから入ってすぐ右手にチェックインカウンターがあります。
朝の8時台ということで、チェックインカウンターはガラガラでしたが、時間帯によっては並ぶようで、チェックイン待ちのレーンがしっかり準備されていました。
運よくチェックインできればラッキー!・・・と思っていましたが、さすがに8時台ということでお部屋の準備ができていないようで、お部屋の準備ができたらメールで連絡をくださることに。
チェックイン担当の方は英語ですが、分かりやすく丁寧に説明してくださり、安心感があります。
お誕生日の滞在ということでお祝いの言葉をかけてくださいました。
デラックスルーム スカイビューのお部屋へ
エレベーターに乗ってお部屋へ
本来のチェックイン時刻は15時ですが、14時半くらいにお部屋の準備ができたとのメールが届き、ホテルに向かいます。
今回はタワー3のお部屋でした。タワーごとにエレベーターが異なり、タワー3用のエレベーターに乗ってお部屋に向かいます。
照明がキラキラのエレベーターホールです。
廊下も上質な印象で、期待が高まります!
廊下の窓からはシンガポールフライヤー(観覧車)が綺麗に見えました。
ドアも重厚感があります。
お部屋に到着!デラックスルームについて
今回は「デラックスルーム シティビュー」のお部屋を予約しました。
マリーナベイサンズではデラックスルームは一番スタンダードなお部屋です。
デラックスルームの中でも眺望によって、複数種類があります。
お安い順に「通常のデラックスルーム」、「ガーデン・バイ・ザ・ベイビュー」、「ハーバービュー」、「シティビュー」、「スカイビュー(シティビューと同じ向きで40階以上の高層階)」となっています。
シンガポールらしい眺望を楽しみたい場合は庭園を望める「ガーデン・バイ・ザ・ベイビュー」、海を望める「ハーバービュー」、マリーナベイの夜景を望める「シティビュー」や「スカイビュー」のお部屋がおすすめです!
「ガーデン・バイ・ザ・ベイビュー」、「ハーバービュー」にはバルコニーがあったり、お部屋の広さがお部屋ごとに多少異なるので、予約する際にご確認ください!
デラックスシティビューのお部屋は35平米で、窓が大きく、開放感があるため、それ以上に広く感じられます。
ベッドの向かいにはテレビがあります。
マリーナベイらしい眺望が広がります。
夜は夜景が絶景!
スペクトラという噴水ショーがお部屋からも楽しめました。
窓の近くにはデスクや・・・
ソファがありました。
ベッドサイドにはコンセントやUSBポートもあります。
お水も十分たっぷりありました。
水回りもピカピカに清掃されており、気持ちが良いです。
右側のシャワーはガラス張りになっています。ガラスもピカピカでした。
歯ブラシや石鹸、ボディクリームなど用意されています。
アメニティはRoberto Cavalli(ロベルト・カヴァリ)というイタリアのブランドでした。エキゾチックで奥行きのある香りで、海外に来た気分が高まりました。
お手洗いにはウォシュレットはありませんが、素敵なアートが飾ってあったり、心配りが感じられます。
クローゼットにはバスローブやふわふわのスリッパがありました。
セキュリティボックスやドライヤーが収納されています。
コーヒーメーカーもありました。
スナック類は有料のため利用しませんでした。
宿泊客限定のインフィニティプール
マリーナベイサンズに泊まったら絶対に利用したいインフィニティプール。
宿泊客限定ということで、カードキーをかざして入場します。カードキーを一人一枚持って行くのを忘れないようにしましょう!
マリーナベイを望めて絶景!本格的に泳いでいる人はあまりおらず、眺望を楽しんだり、写真を撮ったりしている方が多かったです。
昼はもちろん、夕方から夜にかけての時間帯もおすすめです。
空の色が変わっていく様子を眺めるひとときが最高でした。
また、プールサイドでドリンクやお食事を頼むこともできます。
夜は昼間より空いており、大人が多い印象です。個人的には夜のインフィニティプールがロマンチックでお気に入りです。
朝食のレストランは3種類
朝食をいただけるレストランは以下の3種類です。
- ライズ(RISE)1階
- アドリフト(Adrift)1階
- スパゴ(Spago)屋上 プール横
※クラブルーム、スイートルーム宿泊者はクラブ55(Club55)というクラブラウンジでいただくこともできます
今回はライズを利用しました。
ご利用可能: 毎日:午前6時30分~10時30分
内容: 【大人1名様】52シンガポールドル(税サ別) 【お子様1名】22シンガポールドル(税サ別)(予約不可)
税10%、サービス料7%ということで、かつ円安ということで、約6,000円のビュッフェ!東京だとリッツカールトンが税サービス込で5,800円ですので、同じくらいの価格帯です。
チェックインカウンターなどがある、1階のフロアということで、開放感があります。そして、広いので、朝食会場で迷子になってしまうほどでした(笑)
ラグジュアリーホテルによくある、落ち着いた朝食という感じではありませんが、良い意味で活気があると感じます。
お料理の種類がとても豊富で、とても楽しいです。
洋食や中華のほか、和食もありました。カレーやチャパティなど、インド料理も豊富にありました。
シンガポールの人気のココナッツカレーヌードル、ラクサをオーダーすることもできました!濃厚で美味!
日曜日の利用ということで、混んでいましたが、エッグカウンターのほか、麺やインド料理のカウンターなど色々あり、どれもとても美味しかったです!
宿泊客は展望台の利用が無料
マリーナベイサンズの最上階、57階屋上デッキに宿泊客は無料で利用できます。
入場料は大人32シンガポールドル(約3,200円)もする展望台に無料で何度でも登れるのは嬉しいですね。
超高層階ということで、壮観です。
展望台でのヨガもおすすめ!
こちらは宿泊者限定ではありませんが、マリーナベイサンズの展望台でヨガに参加することができます。
詳しくは公式ホームページのVIRGIN ACTIVE主催スカイパークヨガをご覧ください。
また、登録の仕方が少しわかりづらく、サンズメンバーシップに登録後、ヨガ参加の予約方法で少し手こずってしまいましたが、サンズメンバーシップのサイトの言語を英語にすることで、解決しました。日本語サイトだと英語サイトで表示される内容の一部が表示されなくなっているようです。
展望台に登ると、ヨガのマットが置いてあり、先着順で好きな場所を選べます。
いろんな向きになるので、ヨガ初心者の方は端のマットではない方が、他の方のポーズを見ながらできるので良いと思います。
大人数でのヨガになるので、先生のポーズについての指示はヘッドホンから流れてきます。
サンライズとともにするヨガは最高!
ヨガが終わった後は、展望台で記念写真を撮れるくらいの時間がありました。
展望台の営業時間前ということで、ヨガ参加者しかいないので貸切状態!
ショッピングモールも充実
マリーナベイサンズには巨大なショッピングモールもあります。TWGなどのお土産も買えるほか、ファッション、スーパーなどの食料品、レストランもあり、何でも揃います。
土曜日ということで、地元の方も多く、大賑わいでした。
カジュアルなフードコートもありました。とても賑わっていました!
建物内で十分に楽しめるのはホテルにショッピングモールなどが併設されている、マリーナベイサンズならではですね。
マリーナベイサンズ宿泊記まとめ
マリーナベイサンズはシンガポールで一番有名なホテルと言っても過言ではない、人気ホテルです。
憧れのホテルということで、期待もとても大きかったですが、それを上回る素晴らしいホテルだと感じました。
マリーナベイサンズにはインフィニティプールや、展望台、ショッピングモール、美術館、カジノが併設されているなど、とにかく施設が充実していて一日過ごしても飽きません。
今回はデラックス「シティビュー」のお部屋ということで、お部屋から眺める夜景も最高でした。「ガーデン・バイ・ザ・ベイビュー」、「ハーバービュー」もまたの機会に泊まってみたいと思います。
また、ハード面だけでなく、チェックイン時の対応や、お誕生日のお祝いケーキ等、ホスピタリティを感じるホテルでした。
また、マリーナベイサンズに泊まる方は「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」をぜひ見てから行くのがおすすめです。シンガポールが舞台となっている映画で、マリーナベイサンズホテルがたくさん出てくるので、旅の楽しみが増えること間違いなしです。
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