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マリオット・メナハウスカイロ(Marriott Mena House Cairo)とは
マリオット・メナハウスカイロ(Marriott Mena House Cairo)カイロ郊外のギザのピラミッドの近くに立地する5つ星ホテルです。
このホテルの売りはなんといっても、あの一番有名なクフ王のピラミッドをはじめとする3大ピラミッドから徒歩10分ほどと近く、ホテルの敷地や客室から3大ピラミットを見ることができることです。
夕日や朝日に照らされるピラミッドやライトアップされるピラミッドを見ることができたり、「せっかくエジプトに来たからにはピラミッドを満喫したい!」という方にはとてもおすすめなホテルです。
元々は宮殿であった建物を改築して作られたそうで、豪華な作りになっています。
ハード面だけでなく、ホスピタリティもさすがマリオットホテルといった印象で、最高の滞在になりました。
今回は貯めていた、マリオットボンヴォイポイントを利用して宿泊しました!
ピラミッドビューのお部屋は人気で繁忙期は満室になることもあります。早めの予約がおすすめです。
アクセス カイロ中心から車で30分
ギザのエジプト3大ピラミッドのすぐ近くということで、カイロ中心地からは20kmほど離れています。
ピラミッドから徒歩圏内と大変近いのは便利ですが、ホテル周辺は飲食店やスーパー等ありません。
必要な物がある場合は、カイロで購入してから向かうのがおすすめです。
- カイロ国際空港から車で50分
- カイロ中心地から車で30分
私たちは配車アプリ(UBER)を使い、カイロ市内の考古学博物館から向かいました。カイロ市内〜ギザのピラミッド周辺までは、時間帯にもよりますが1台800円〜900円程度で移動可能です。
ホテルに向かう途中、車窓からピラミッドが見えましたが、遠目からでも壮大さと美しさに感動しました!
Uberアカウントをまだお持ちでない方は、下記リンクよりアプリをダウンロードして登録いただくと、初回利用時に使えるクーポンが取得できます。ぜひご利用ください!(スマートフォンのみ)
今はカイロ中心地にエジプト考古学博物館がありますが、2024年中にギザに大エジプト博物館がオープン予定です。
自分が滞在した2023年末も近日オープン予定とのことだったので、本当にオープンするのはいつになるか分かりませんが、オープンしたらエジプト考古学博物館にある展示品の多くが、大エジプト博物館に引き継がれる予定です。
大エジプト博物館は現段階では一部のみ一般公開されているようです。プレオープン中ということで、内部を見学するツアーもあるようです。
素敵なエントランス!そしてチェックイン
ホテルに到着すると、素敵な池が!
進むと噴水もあります。砂漠のオアシスのような雰囲気。
スタッフの方が出迎えてくださり、チェックインです。
館内に入ると大理石の床とと木目調のインテリアがマッチしていて落ち着きます。
プレミアムピラミットビューのお部屋
お部屋の眺望は4種類
お部屋の眺望は以下の4種類あります。
- ガーデンビュー
- プールビュー
- パーシャルピラミッドビュー
- プレミアムピラミッドビュー
今回はプレミアムピラミッドビューのお部屋を予約できましたが、年末年始の超繁忙期の滞在ということで、2ヶ月ほど前には希望の日程が埋まっており、、、
プレミアムピラミッドビューの空室がある日にギザに滞在するよう、日程を調整しました。
ちなみにプレミアムピラミッドビューより比較的予約が取りやすく、かつ100ドルほどお手頃に予約できるパーシャルピラミッドビューのお部屋の眺望はこちらです。
また、眺望とは別にスイートやクラブラウンジアクセス付きのお部屋等、選択肢がありました。
プレミアムピラミッドビューのお部屋
予約していたプレミアムピラミッドビューのお部屋に向かいます。
お部屋に入ると、大きな窓とピラミッドが!(お部屋全体の写真を消してしまったため、公式ホームページのお写真を引用しています)
バルコニーからの眺め ピラミッドが正面に!
バルコニーに出ると、夕日に照らされるピラミッドが綺麗に見えました!
16時前の時間でしたが、冬ということで日が短いですね。
お部屋から見るピラミッドに感動!!!
2階のお部屋だったので、ピラミッドと椰子の木の位置がやや被っていますが、高層階だとピラミッドがもっと綺麗に見えるかもしれません。
17時過ぎには薄暗くなってきました。
バルコニーにはベンチとテーブルがあるので、ピラミッドを眺めながら寛げます。
エジプトに来たことを実感しますね。
夜はライトアップされたピラミッドを見ることもできました!
テレビ・クローゼット
お部屋にはテレビや、クローゼットもあります。
アイロン、安定のふわふわバスローブとスリッパもあります。
セキュリティーボックスもあります。
ミニバー等
もちろん、コーヒーマシンや紅茶もあります。
冷蔵庫内はミニバーになっています。
少しお高めで、ソフトドリンクは300円ほどでした。ですが、ホテル周辺には何もないので、利用したいと思った時は便利ですね。
大理石のバスルーム
バスルームも大理石や木でできており、落ち着いた宮殿のような雰囲気。清潔感もあります。
素敵な絵画が飾ってありました。
アメニティも一通りあります。
バスタブもあるのは嬉しいです。
レストラン・バー レストランからもピラミッドを満喫!
ホテル内には4つのレストランやバーがあります。
- Pool Bar(インターナショナル)
- Lobby LoungeM(インターナショナル)
- 139Pavilion(インターナショナル)
- Alfredo Italian Restaurant(イタリアン)
4つのレストランやバーのほか、インルームダイニング(The Moghul Room Restaurant)、またクラブラウンジアクセス付きのお部屋を予約した方はClub Loungeで飲食を楽しむことができます。
今回はディナーと朝食ビュッフェに139Pavilionを利用したのでレポートします。
139Pavilionでのディナー
139Pavilionのバルコニー席はピラミッドビューということで、空が明るいうちに早めのディナーを取ることにしました。
17時過ぎですが、少し暗くなってきていますね。
エジプトは9割の方がお酒を飲まないイスラム教徒ということで、お酒を楽しめる場所はとても貴重です。
エジプトのワインをいただくことにしました。シャルドネとベルメンティーのというイタリア系の品種のブレンド、シャルドネとSultanine Blancheという珍しい品種のブレンドのワインをいただきました。
今回の旅行では14日間の旅程でエジプトに滞在しましたが、アルコールをいただけるレストランはこちらと、カイロのザ・リッツカールトンだけでした。
街中のレストランではアルコールは置いていないことが多いので、お酒がお好きな方は、飲める時に飲まれることをおすすめします(笑)
海外なのでお水は別で注文しました。パンは頼まずに出てきました。
マジックアワーの空とピラミッドのシルエットが美しいです。
エジプトやアラブ料理のコフタ(ハーブの入ったハンバーグ)、ホット・メゼ(温前菜)盛り合せを注文しました。
左側のグリルの上に乗っているのがコフタ、右の小皿に入っているのはホット・メゼです。
コフタは美味しく完食!
ホット・メゼも美味しかったですが、温前菜というよりは、揚げ物中心のお酒のおつまみといった印象で、2人で完食するのは難しかったです。悔しい、、、ディナーを終えた後はすっかり暗くなっていました。
食後はホテル内を散策します。 クリスマスは過ぎていましたが、ツリーが飾ってありました。
日本ではクリスマスの翌日にはお正月のデコレーションに変わって、忙しない感じがしましたが、また素敵なツリーを楽しめて嬉しいです。
館内はそこまで広くありませんが、綺麗に手入れされているので、お時間があれば散策も楽しめると思います。
充実の朝食ビュッフェ
ピラミッドに観光に出かける予定があるため、朝食は朝イチでいただきました。
朝食ビュッフェの会場となるのは前日夕食をいただいた、139Pavilionです。
朝食は日本円で5,000円ほどとそこそこの値段ですが、お料理も充実しています!
本当はテラス席でピラミッドを楽しむ予定でしたが、前日深夜に雨が降ったということで、テラス席はクローズされていました。
6時半位なので、まだ薄暗いです。
フルーツコーナーは種類豊富!いちごもあったのが嬉しかったです。アラブの国らしく、デーツも置いてありました。
ナッツやシリアル、ドライフルーツ。
サラダコーナー。ドレッシングも豊富です。スモークサーモンもありました!
通常の牛乳のほか、アーモンドミルクもありました。
ヨーグルトコーナー。
ソーセージ、チリビーンズなどのホットミール。
お米、豆の煮込み、ビーフベーコンもありました。
春巻き、グリルトマト、シャクシュカ(アラブのトマトと卵の料理)。
おしゃれなピクルス。
エジプトのパイと、シナモンロール。ソースの種類が豊富です!
日本ではあまりいただく機会がない、タヒニ(白胡麻のペースト)、ムタバル(ナスのペースト)、クスクス、キヌアサラダ等色とりどりの前菜にテンションが上がりました。
パンやデニッシュ、ドーナツも豊富です。 ハルヴァ(Halawa)というアラブの甘いスイーツ。
美味しいですが、バターなどの油と砂糖でできているようで、パンに塗るスプレッドくらい甘かったです(笑)
シロップに浸かった甘ーいスイーツ。ビュッフェだと少しだけいただけるのが嬉しいです。
中東らしい料理も多く、遥々エジプトまで来たことを感じさせられました。美味しくいただきました。
ホテル敷地内はまるでアラブの宮殿!
朝食後はホテル内を散策しました。
ホテル内からピラミットが見えるなんて、本当に贅沢!
昨晩の雨の影響で、霧がかかっていて幻想的です。
館内はハイシーズンに関わらず、混み合うことが無い印象でしたが、写真で見るとホテルが思ったより大きくて驚きます。
手入れされた庭園には綺麗に花が咲いています。
朝のうちは雲が多かったですが、午後になるとすっかり晴れて、明るくなりました。
三大ピラミッドへは徒歩10分!
冒頭で書いた通り、ホテルから3大ピラミッドまで歩いて10分ほど。
年末年始はピークシーズン、かなり混雑するということで、入場開始時間の8時に間に合うように向かいました。
ホテルの駐車場の方から敷地外に出ることができます。
朝食会場のレストランから、駐車場方面に出れそうな扉と階段がありましたが、鍵が閉まっていたため、ホテルの庭園の方から赤い矢印のルートで敷地外に出ました。
正面の豪華なエントランスとは異なり、車用の入り口になっています。
ピラミッドが少しずつ近づいてきます。
敷地外に出た後はこの写真のように、何も無い道です。多くの観光客はスフィンクスがある方に滞在しており、ここの道を歩いている観光客はこちらのホテルに宿泊している方くらいだと思います。
あまりにも観光客がいなくて、この道で良いのか不安になりましたが、あっという間に入り口に到着!ピラミッドの大きさに圧倒されます。
このまままっすぐ進むとクフ王のピラミッドのチケット売り場です。なお、チケット売り場まで来ると、かなり混雑していました。
詳しい行き方や観光のポイントを解説した記事もご覧ください!
マリオット・メナハウスカイロ宿泊記まとめ
マリオット・メナハウスカイロはギザの3大ピラミッドを朝から晩まで満喫できるホテルです。朝日や夕日に照らされるピラミッドやライトアップされたピラミッドを宮殿のようなホテルから眺めるという貴重な体験ができました。
朝食の種類も豊富でかつエジプトらしいラインナップで、満足できるものでした。
ホテルの設備面もスタッフの方のホスピタリティも、マリオットホテルの安心感がありました。
また、エジプトを訪れる際にはぜひ宿泊したいホテルです。