2025年1月にチリ、サンティアゴにある「ザ・リッツ・カールトン・サンティアゴ」に宿泊した際の宿泊記です。
南米のホテルは日本やアジアほど良くないと聞いていましたが、南米諸国の中では比較的治安は良く、優しく親切な人が多い印象のチリ。リッツカールトンも期待を裏切らないホスピタリティでした。ハード面もリッツカールトンらしいクラシカルで重厚感のある造りでした。
では、早速レポートします!
Contents
ザ・リッツ・カールトン・サンティアゴとは
ザ・リッツ・カールトン・サンティアゴはアンデス山脈と太平洋の間に位置しています。
利便性の高いエルゴルフ地区に位置しており、洗練されたショッピングセンターや飲食店が徒歩圏内に多くあります。
世界中にあるザ・リッツカールトンですが、日本にも7箇所あり、東京、大阪、京都、沖縄、日光、ニセコ、福岡にあります。



ザ・リッツ・カールトンは、マリオット・インターナショナルが世界中でチェーンを展開しているラグジュアリーホテルブランドです。
これまで国内外のリッツカールトンに何度も宿泊しましたが、南米のリッツカールトンは実は初めて。
日本のリッツ・カールトンの宿泊費は10万円以上しますが、日本より物価が安いチリでは5万円ほどで宿泊することができました。
アクセス
地下鉄エルゴルフ(El Golf)駅のすぐ近くにあります。
洗練たショッピングモールのウルバノ・トバラバ市場、南米一高いビルであるスカイ コスタネラも徒歩圏内です。
サンティアゴはUberが利用できるので、Uberを利用してホテルに向かいました。
チェックイン
タクシーでホテル前まで向かいます。

立派な作りのリッツカールトン!朝9時頃に到着したので、さすがにお部屋は準備できておらず、チェックイン手続きのみ。この日はコンチャイトロワイナリーのツアーに出かける予定だったため、荷物だけ預かっていただきます。
ドアマンが立っており、スムーズに荷物を預かっていただきました。また、お水もいただきました。ちょうど買おうと思っていたタイミングなので、助かりました。

ツアー後はフロントに再度立ち寄り、カードキーを受け取り、お部屋に向かいます。
キングルームのお部屋へ
40平米のお部屋
40平米ということで、ザ・リッツカールトンの中では特別広いというわけではありませんが、十分にゆとりがあります。

デスクとチェアとは別に、ソファとソファ用のテーブルがあります。

インカ帝国時代に使われていた、紐の結び目で情報を記録する「キープ」をモチーフにしたアートが飾られていました。

薄型テレビもあります。

ベッドはザ・リッツカールトンらしく、寝心地の良いものです。

ウェルカムスイーツとお手紙のプレゼントがありました。南米らしく、ドゥルセ・デ・レチェ(キャラメル)味のスイーツでした。

バスルーム
バスルームもラグジュアリー!そして、清潔感があります。

南米のホテルあるあるだと思いますが、アメニティは最低限です。
石鹸、歯ブラシ、バニティキット、シェービングキット、マウスウォッシュは個包装のもの。シャンプー、コンディショナー、ボディクリームは大きなボトルのものがありました。

シャワールームとは別にバスタブのあります。

アメニティはフランスのフレグランスブランドのDiptyque(ディプティック)のPhilosykos(フィロシコ)でした。Philosykosはギリシャの果樹園をイメージした香りだそう。イチジクのようなフルーツの甘さとウッディさが調和した香りに癒されます。

お手洗いも清潔感があります。

ドライヤーもきちんと風量のあるタイプのものでした。

ミニバー
可愛いケースに入ったワイン!もしかしたらプレゼント?と思いましたが、違いました(笑)
アルコールやスナック類は有料です。 紅茶とコーヒーは無料でいただけます。
紅茶は通常の紅茶とノンカフェインのものがありました。コーヒーはカプセル式で、アメリカーノ、デカフェ、エスプレッソがありました。

コーヒーカップやお水があります。

ワイングラスも。

ワイン以外にもソフトドリンク、ビール等がありました。

窓からの眺め
眺望はシティビューです。エル ゴルフ地区の街並みを望めます。チリも地震が多い国ということで、ビルの構造等街並みが日本に近いものを感じます。

夕焼けも綺麗です。

ディナーはインルームダイニングで!
ディナーはインルームダイニングでいただきました。
せっかくなので、チリのものをということで、プエルトモント産のサーモンソテーをチョイス。
ワインはワイナリー見学で購入したもの。作業用のデスクやソファ用のテーブルでは狭かったため、スタッフの方がわざわざ食事用にテーブルを持ってきてくださいました。
かわいらしい観葉植物を用意してくださったり、冷たいお水も用意してくださったり、至れり尽くせり。
10%のサービス料に加えて、300円相当ほどの配送料が加算され、5,000円相当ほどでした。色々対応してくださったので、妥当だと感じます。

ちょうどルームサービスの準備をしてくださっている際に、ターンダウンのサービスが入るようでした。在室してたため、チョコレートとお水をいただきました。
南米基準だと満足な朝食ビュッフェ
有名ブロガーの方が南米のマリオット系列のホテルの朝食ビュッフェは他の国と比較すると良くないとレビューされており、そこまで期待をしておらず、また料金も一人あたり25USDと高くなかったこともあり、それなりに満足できるものでした。
チリの主食はパンということで、デニッシュ系からハード系まで、バリエーション豊かです。
チーズケーキやパウンドケーキ、クッキーなどの焼き菓子もありました。


そしてチリはサーモンも有名ということで、スモークサーモン、甘辛い醤油漬けのサーモン、焼いたサーモン等バリエーション豊かでした。チーズやハムも複数種類があります。
スムージーやミューズリーも充実しています。


ヨーグルト、ナッツ、ドライフルーツ。


フルーツはイチゴ、さくらんぼ、メロン、パパイヤ、パイナップル、ブルーベリー、スイカなど。ドライフルーツの桃のコンポートもありました。フルーツ好きにはたまりません!
フルーツは大変充実していますが、生野菜や野菜料理はほとんどありません。南米のホテルビュッフェあるあるです(笑)


Hallulla Bread(アジュージャ)というというチリなどの南米で食べられている平たい円形のパンがありました。スコーンのようにサクサクとした食感で美味しかったです。
ホテルオリジナルのジャムやドゥルセ・デ・レチェ(キャラメル)もあります。
朝食の定番、カリカリのベーコンも。


ベイクドポテトもありました。少し残念だったのが、エッグカウンター等のカウンターはなく、スクランブルエッグだった点です。リクエストすれば、ゆで卵やオムレツ、目玉焼きは作っていただけるようでした。


座席は室内かテラス席か選べます。お天気が良かったのでテラス席でいただくことに!
ホットドリンクのコーヒーや紅茶はテーブルでサービスしてくださります。
朝食受付時間ギリギリが一番混み合っていました。混雑を避けたい場合は早めの利用がおすすめです。

プール・ジム・スパ
プールやジム、スパ施設があります。今回は朝食後にプールのみ利用しました。
ジムも同じフロアからアクセスできるようになっています。
プールの横には温水のジャグジーもありましたが、残念ながら今回利用した際は使用中止でした。
プールサイドにはちょっとしたカウンターがあり、デトックスウォーター、シリアルバーが無料で利用できました。11時頃はかなり混み合っており、室内のソファは満席でした。

少し日差しが強いですが、屋外にもソファがあります。眺めが良いです!

14時までの滞在を満喫し、チェックアウト。あっという間の滞在でした。
タクシーで出発する際は水をくださる心遣いもあり、最後までザ・リッツカールトンのホスピタリティを感じました。

ザ・リッツ・カールトン・サンティアゴ宿泊記 まとめ
ザ・リッツ・カールトン・サンティアゴは便利な立地にあり、快適な滞在ができるホテルです。
お部屋は上質で清潔感があり、旅の疲れが癒やされました。
ルームサービスの際はテーブルを持ってきてくださったり、チェックイン時やチェックアウト時にお水をくださったり、心遣いを感じました。
朝食ビュッフェは日本や東南アジアのザ・リッツカールトンと比べるとやや物足りないかもしれませんが、南米基準だと十分満足できる内容です。
日本では10万円以上するリッツカールトンですが、ザ・サンティアゴ・リッツカールトンはその半額程度で利用できるので、コストパフォーマンスが高く、おすすめです。
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ザ・リッツカールトン・サンティアゴは有償予約すると1泊約5万円するホテルですが、Marriott Bonvoy アメックス プレミアムカードの入会キャンペーンを利用した、無料宿泊が可能です。

必要ポイント数は日々変動しますが、執筆時点での必要なMarriott Bonvoyポイント数は40,000~60,000ポイント台でした。
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