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海外の料理教室はどんな感じ?カトマンズでの料理教室をレポート

旅行先での名物料理を楽しむのは旅の楽しみの一つですよね。

帰国してから、旅行先のあの料理が食べたい!と思うことも多く、今回はネパールのカトマンズで現地の料理教室に足を運びました。

海外の料理教室は初めての参加。しかも一人ということでドキドキでしたが、現地の市場の様子を覗けたり、日本ではなかなか食べられない料理を学ぶ貴重な体験になりました!

ネパール カトマンズとは

カトマンズはネパールの首都で周りが5つの山に囲まれた標高1330メートルの広い盆地です、晴れているとカトマンズの高い建物からヒマラヤ山脈見えるそうです。

ネパールには世界遺産に登録された寺院も多くあり、観光のハイライトになっています。

寺院の数も多く、どこに行くか迷います。

ヒンドゥーと仏教が入り混じった独特の雰囲気のダルバール広場ヒンドゥーと仏教が入り混じった独特の雰囲気のダルバール広場は外せません!

 

混沌とした雰囲気のカトマンズは歩いているだけで異国感を感じられ、楽しかったです。

寺院の近くの売店はどこか懐かしい雰囲気寺院の近くの売店はどこか懐かしい雰囲気

 

ネパール料理の料理といえば、インドに近いこともありカレーが中心。カレーの種類も様々なものがあります。

レストランでいただいたカレー盛り合わせレストランでいただいたカレー盛り合わせ

 

また、モモという餃子に近い料理も有名です。カトマンズにモモ専門店があり、100円ほどで絶品のモモがいただけます。

New Everest Momo Centerのモモ有名なNew Everest Momo Centerのモモ。絶品でした!

 

今回はネパールでいただいた美味しいカレーやモモを帰国しても作ってみたい!ということで、カトマンズのネパール料理教室に参加しました。

料理教室申し込み

カトマンズの中心部に英語で参加できる料理教室を探してみると、Nepal Cooking Schoolが見つかり、参加したい日の前日に申し込みに行きました。

古めの建物で本当にここで良いのか不安になりながら、階段を上るとNepal Cooking Schoolがありました。

英語が堪能な若い先生に名前や費用、当日の集合時間と所要時間を確認し、あっさりと申し込みは終わりました。

当日は買い出しからスタート

多い日は10人ほど参加することもあるそうですが、当日の申込者はなんと自分だけということで、なんとマンツーマンで教えていただきました。

カトマンズ滞在の最終日だったので、一人でも受け入れてくれて本当にありがたかったです。

メニューは3コースから選べ、モモや豆のカレーを作れるMenu1を選択しました。

メニューを選ぶと先生と一緒に早速買い出しに出かけます。

現地の野菜市場や…

牛乳はパックに入れて売られていました。

チャイに使うための茶葉を買うためにお茶屋さんに寄ったり…

 

欲しい方はここでお茶やスパイスのお土産を購入することもできます。ツアーでありがちな押し売りではないので安心しました(笑)

ネパールの方は基本的に親切な方が多いです。ただし、タクシーの運転手の方を除きます(笑)

続いて、お肉屋さんでお肉を購入。

先生が必要な量を伝えると計量してビニール袋に入れてくれます。

日本ではない光景なので驚き!衛生面が少し不安ですが、確かにカトマンズでは日本のスーパーのようなお店はありません…。

観光客向けのレストランもこういった市場で仕入れた食材を使用しているので、きっと大丈夫と信じることにします(笑)

帰りはリキシャに乗って料理教室まで戻ります。人やバイクなどを避けながら、進んで行きます。

料理教室スタート!

買い出しから戻り、料理スタート!

まず調味料とスパイスについての説明があります。手前のピンク色の塩はヒマラヤの岩塩とだそうです。

塩とスパイスを石で出来たすり鉢のような道具で潰します。

トマトを加えてさらに潰します。

自分もやってみましたが、先生の手際の良さには全然かないません。こちらはモモ等に添えるソースになりました。

モモのタネを作ります。玉ねぎと青ネギ、鶏ひき肉が入ります。

モモの皮も小麦粉から作りました。小麦粉と水で生地を作り、生地を餃子の皮のように麺棒で薄く丸く伸ばし、小籠包を包むようにヒダを作り包みました。

初めに作ったソースと一緒に出来立てのモモをいただきます。

スパイスの香りのトマトソースがエスニックな味わいで美味しかったです。

モモとトマトソースモモとトマトソース

 

続いて、ミルクティーです。

こちらはメニューの中に入っていませんが、料理の合間に先生が作ってくれました。

茶葉とスパイス、牛乳を入れてグツグツ煮立てます。

濾したらあっという間に出来上がり!

続いてネパール版お好み焼きのチャタマリを作ります。

まず、フライパンにチーズを溶かします。

卵を入れて…

みじん切りの玉ねぎ、青ネギ、パクチーを入れてさらにチーズをのせて出来上がり!

チーズがカリっと香ばしくなるまでしっかり焼くのがポイントです。

チーズと卵とパクチー、これまで試したことのない組み合わせでしたが、美味しいです!

ネパール版お好み焼きのチャタマリネパール版お好み焼きのチャタマリ

 

続いて豆のカレーのダールです。まずスパイスと油を加熱します。

手前のお皿にあるトマト、タマネギ、生姜、豆を入れて炒め、しばらく煮込みます。

煮込んでいる間にチャパティを焼きます。チャパティとはインドやパキスタン等でも食べられているナンの仲間のようなものです。

初めはフライパンで焼きます。

最後は直火でサッと焼いて出来上がり!先生の手際が良すぎて写真がブレるほどでした。

先ほどのカレーと一緒にいただきます。モモに添えたソースはチャパティとも相性抜群でした!

豆のカレーのダールとチャパティ豆のカレーのダールとチャパティ

 

最後に人参のプリンです。細かく刻んだ人参を鍋で炒めます。

牛乳と砂糖、確か米も入れていたと思います。グツグツ煮立ててとろみがついたら出来上がり。

ココナッツパウダーをのせていただきます。

甘く煮たニンジンとココナッツが合い、日本には無いデザートに仕上がりました。

人参のプリン人参のプリン

料理の作り方を知れて大満足!

今回参加した料理教室は作っては食べるの繰り返しで、あっという間の料理教室でした。

生徒は私だけでしたが、メインの先生の他にも2人の先生、計2人のサポートしていただきました。至れり尽くせりで、本当に感謝しかありません。

午前中の教室でしたが、かなりお腹いっぱいになり、昼食が食べれないほど(笑)

初めての海外料理教室ということで、少し不安でしたが、とても貴重な経験になりました。

英語がさほど出来なくても、ジェスチャーで分かりやすく伝えてくれるので、問題ありません。

あと、ネパールだと衛生面も気になるところですが、こちらの料理教室は観光客向けということもあり、かなり綺麗にされていて安心できました。

市場での仕入れの様子やスパイスの使い方など、料理を食べているだけでは知れないことをたくさん学べたので、また機会があれば海外の料理教室に参加してみたいです!