ブログ副管理人の社畜サポーターです。
ピーチの1泊3日弾丸台北セールを利用し、週末で台北に行ってきました!
台北からショートトリップで行ける人気観光地の九份ですが、山奥にあるためアクセスにやや難があり、特に日没前後のお馴染みの光景を見た後の帰りの混雑は凄まじいものがあります。
本記事では、九份へのアクセス、特に日没後の台北への帰りについて、2023年3月現在の攻略法をレポートしたいと思います!
Contents
九份へのアクセス方法
九份へのアクセスについて解説していきたいと思います。
行き→帰りの順番で説明しますが、行きはすんなり来れたけど台北までの帰りで困った!ということで調べてこの記事に辿り着く方も多いかと思います。
日没後の九份→台北帰りの攻略法は後半で解説するので、そのような方は前半は読み飛ばして頂ければと思います!
公共交通機関でのアクセスは2種類
台北市内から九份へ向かう場合、お金に余裕がある!や人数が多い!という場合は、タクシーで向かうのが手っ取り早いかと思います。公共交通機関で向かう場合は、ざっくり分けて
- 電車+路線バス
- 路線バスのみ
の2種類がありますが、オススメは路線バスです!現地の路線バスに乗車するのはなかなかハードルが高く感じられるかもしれませんが、インターネット環境があれば、乗車する場所等の検索はとても容易です。
台北市内→九份の路線バスアクセスについて
台北市内から九份に直通している路線バスは2本あり、
- 1062
- 965
上記の路線番号がついています。それぞれの路線は台北市内の出発エリアが異なるので、九份に向かう前に自分がいる場所から利用するのに便利な方を選択すると良いでしょう!
1062番系統のルート
路線バス1062番系統は、以下のGoogleマップのルートの通り、そごうデパートがある忠孝復興駅前を出発し、台北市内東側のエリア(松山など)を経由して九份に向かいます。
日中は20〜30分に1本走っており、台北市内でも比較的細かく停留所に停車していくので、台北市内西側のエリアから九份に向かう際には利便性が高いと思います!
料金は、始発の忠孝復興駅前から利用した場合でNT$101です。
965番系統のルート
台北市の西側エリア(台北駅よりも西側)から九份に向かう際は、965番系統のバスが便利です。以下のGoogleマップのルートの通り、台北市内西側のエリアを経由し、最後にMRTの北門駅を出発した後は高速道路に乗り、九份まで直行します。
後述しますが、九份に向かう人が増える午後〜夕方には増発されるようです。一方、日中の便はそこまで多くない(1時間に1本程度)ので、早めに九份入りする場合はバスの時間に合わせて行動する方が良さそうです。
料金は、乗車場所によらずNT$90です。
バス路線検索はGoogle Mapが便利!
台北のバス運行情報はGoogle Mapに共有されており、九份までのルートを検索すると、直近で乗車可能な路線バスを利用するルートが表示されます。
例として、私たちが宿泊したホテルオークラ プレステージ台北のからのルートを表示は下記のようになります。
複数ルート出てきますが、電車を使わない場合は、最終的に上記で説明した1062もしくは965のバスを利用することになります。Googleマップの検索結果通りバスを乗り継いでもOKですし、1062 or 965のバス番号をタップすると路線図が出るので、近い場合は歩いて1062や965のバス停に向かっても良いでしょう。
下車するバス停は、【九份老街(Jiufen old street)】
九份で下車するバス停は、九份老街です。心配しなくても、周囲の人が一斉に下車するので、それについて行けば大丈夫です!笑
日没後に台北へ戻るオススメ方法を解説!
続いて、台北に帰る方法について解説します!
九份といえば、この写真の風景を見るために訪れている方が殆どだと思います!日が暮れて辺りが暗くなっていく中で、赤い提灯が目立っていく様子は本当にノスタルジックな光景です。
しかし、その光景を見たいのは皆同じ、その光景を見て満足した人が日没後の時間帯に一斉に帰ろうとするため、台北方面への交通機関はパンク状態となります・・・
混雑を避けるために日没の少し前に帰る方も多いようですが、どうせなら日没まで滞在したいですよね!記事後半では、日没後のピーク時間帯でも比較的スムーズに台北に帰るポイントを解説します!
日没後に台北まで帰る際、押さえておくべき2つの鉄則
最混雑時間帯に台北まで戻る際は、下記の2点がスムーズに帰るために重要です。
- 【九份老街(Jiufen old street)】バス停から乗車する
- 複数のルートを考えておく
以下で1つずつ説明していきます!
①【九份老街(Jiufen old street)】バス停から乗車する
下車したバス停から帰りも乗車する、当たり前の話ではないかと思われる方も多いかと思いますが、人の流れに乗って歩いていると、違うバス停に向かってしまう可能性が高いです!
多くの方は、日没前後まで九份の街中を散策し、最後にお馴染みの光景を写真に収めて帰る、という行動をとります。
これを下記の地図上で示します。ピンが立っている場所が有名スポットとなりますが、ピーク時間帯は地図中の⭐︎印で示した交差点から、赤い矢印の方向に下っていく人の流れが圧倒的に多くなります。
Googleマップより引用
この流れに沿って九份の街中を下っていくと、その先に【九份派出所(Jiufen Police Station)】バス停があります。このバス停は台北へ直通する1062系統や965系統のバスをはじめ、九份から下山する各路線バスが通っています。
最後にハイライトとなる景色を見て、下に降りたらちょうど帰りのバス停がある、何ともよく出来ているなあと思ってしまいますが・・・
ピーク時間帯には、このバス停からはほぼ確実に乗車できません!!
下山するバスはこのバス停より手前で既に満席となり、九份派出所バス停を通過してしまいます。バスはそれなりに沢山走っているのに、全て通過してしまうので、いくら待てどもバスに乗れない、という状況になってしまいます・・・
この手前のバス停というのが、行きのバスを下車した九份老街バス停になります。このバス停に向かうためには、下記の地図の通り、このスポットから人の流れに逆らって、上の方に一度戻らなければなりません。
Googleマップより引用
上記マップのルート通り、九份の街中に入った場所まで戻ることで、九份老街バス停から乗車できます。ピーク時間帯には、まずこのバス停から乗車することが必須です!
②複数のルートを考えておく
九份からまっすぐ台北市内に戻る場合、想定しておくべきルートは3種類あります。
- 路線バス965系統(台北直通):可能性高
- 路線バス1062系統(台北直通):可能性中
- 路線バス(788系統ほか)→台鉄瑞芳(Ruifang)駅→台北駅:可能性低
行きの解説では路線バスが乗り換えなくオススメ!と述べましたが、帰りは可能性は低いものの、瑞芳(Ruifang)駅まで行きそこから鉄道、という選択肢がベターとなる場合もあります。何故そうなるのか、以下で詳しく説明します。
帰りの時間帯は、時刻表が当てにならない
Googleマップで台北までのルートを検索すると、時刻表を元にしたルートが提示されますが、ピーク時間帯では殆ど当てになりません・・・
これは、九份に至る一本道がかなり混雑し、折り返しとなるバスも含め時刻通りには来ない状況となっているからです。このため、帰りのバスに乗る基準は、身も蓋もない言い方となりますが、【一番最初に乗れそうなバスに乗る】が基本線となります。
バス停に到着したら、まずは電光掲示板を確認しましょう。この電光掲示板は、各系統の次のバスが何分後に来るか、ということを表しています。時刻表は当てになりませんが、この電光掲示板は信頼できます。
Googleマップより引用
バスの状況は実際に掲示板を確認するタイミングによって変わるかと思いますが、私たちが訪れた土曜日18:30頃は、下記のような状況でした。
- 965 系統(台北市内直通):5〜10分
- 1062系統(台北市内直通):20〜30分
- 788系統(瑞芳駅、基隆市方面):3分→30分
965系統は、日没後ピーク時間帯にかなりバスの本数を増発しています。これにより5〜10分おきにバスが来るため、列が伸びていたとしても比較的すぐ乗車できます。ですので、実質的には965系統のバスに乗る可能性がかなり高い、と言えるでしょう。
もし万が一965系統が来なかったり本数が少なかったりする場合は、1062系統、あるいは瑞芳駅からの台鉄の接続が良ければ788系統等のバスを使う、ということを念頭に置いて柔軟に対応できるようにしておいた方が良いでしょう。
965系統バスの乗り方
台北に戻る際に乗る可能性が最も高い965系統のバスについて解説します。
バス停の上方には待機列の場所が記されています。当然ながら台北行きが一番長くなっているので、列はすぐにわかるかと思います。
Googleマップより引用
列の先頭には、965系統バスの運行会社である台北バス(台北客運)の係員がいるので、何かあれば質問することも可能です。
965系統バスが到着すると、列の先頭の人からある程度まで乗せたあと、並び席でなくてもOKの人、その後に途中の瑞芳駅で降りる座席不使用の人(瑞芳駅以降は高速道路のため立っての乗車NG)の呼び込みがかかります。一人だったり、グループでも離れ席OKの場合は、早く乗れる可能性があります。
バスはこの九份老街バス停で満席(+立ち客)となり、瑞芳駅までは止まりません。前述した九份派出所も当然通過となります・・・
車内は至って快適な高速バスです。座席下部にはUSB充電ポートがあり、電池が少なくなっていたとしても安心です。
道路状況にもよりますが、およそ1時間弱で台北市内中心部の北門駅に到着します。
まとめ
本記事では、九份へのアクセス、特に日没後ピーク時間帯の台北への帰り方について解説しました!
行きはすんなり来れたのに、帰りが大変・・・というのが九份観光あるあるです。本記事が九份からスムーズに帰るための参考になれば幸いです!